2011/08/26

日豪間LCC価格

日豪間の安売りチケットで代表的な存在になっているジェットスター。
日本でもシドニーでも特売広告をしているけれど、実態はどんなものなのか?!


まずはオーストラリア発:
今、テレビ・ラジオでコマーシャルをしているシドニー発ケアンズ経由関西行きの片道価格$347(≒2万8千円)は、今晩23:59までの特売。それも搭乗期間は10月12日~12月14日だけ。

この値段がどんなものなのかを調べて見ると、
06:00-19:10 $347 ケアンズ経由
06:10-18:20 $400 ゴールドコースト経由
07:00-18:20 $410 ゴールドコースト経由
08:45-19:10 $519 ケアンズ経由
と乗継便と経由地によって値段が違う。
最安値は、朝5時までに空港に行って6時のフライトに乗り、ケアンズで4時間以上の乗継時間に耐えた人にのみ与えられる価格!
もちろん機内持込の荷物だけの値段で機内では水一滴貰えず・・・預け入れ荷物があれば+$33で$380(≒3万円)から。
これは、確かに次の日本発運賃よりも安いかも。


そして日本発:
逆路線の関西発ケアンズ経由シドニー行きの片道運賃は2万8千円から。
20:25-10:15 の最便利便が最低価格・・・ケアンズの乗継時間も無難な2時間10分。
もちろん、日本発運賃には税金・諸費用が含まれていないので、2万8千円の運賃でも合計では4万7千円・・・それに預け入れ荷物荷物を付けると、+2千800円で、合計4万9千800円 。



国際線でも、荷物を最低限にすれば機内持込の10kgでも大丈夫でしょうが問題は液体物・・・特に女性は化粧品やトイレタリー用品を全て100ml以下の容器に入れて合計1リットル以内にできるのか?!


ここ1週間はオンタイムで飛んでるようなので、遅れさえなければこの値段は御の字かも。
フルサービスのキャセイが往復14万5千円、大韓航空が往復15万8千円で売っているのと、どちらを取るかは皆さんそれぞれのお好み次第!!
もちろん、日程によっても価格は違うし・・・良く考えてお得な旅を!!

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2011/08/21

格安航空会社花盛り

来年2012年は、日本のLCC元年にでもなるんだろうか・・・海外から日本への就航だけでなくANAもJALも自社で子会社を設立。

今の世界的な流れでは大手航空会社がLCCを設立したり、LCCに出資したりというのは珍しい話では無くて、
身近なところでは、カンタスのジェットスターやシンガポールのタイガーも。

先週発表されたJAL・カンタス・三菱商事の共同出資会社ジェットスター・ジャパンは、ジェットスターの既存の知名度を利用するつもりでしょうが、まずは今までのジェットスターの悪評も取払う努力をしないと。。。
例えば、遅延・欠航しても知りません・・・じゃぁ日本人のサービス意識をつかめないのでは!?
他社路線比較して最低運賃を保証します・・・というのも、何ともオーストラリア的な発想。



日本では新会社設立の話で、日本の航空運賃が安くなる話しか盛り上がってないけれど、オーストラリアでは同じ日のカンタスの発表から別の意味で大騒ぎ。

実は、カンタス側の発表では、新たに2社を立ち上げると言うもの。
もちろん一つは、JALとのジェットスター・ジャパン。
もう一つは、カンタスやジェットスターの名前を使わずに、東南アジアか中国を拠点にするフルサービスの航空会社・・・当然既存のカンタス路線と競合するもの。
これにより、オーストラリア国内のカンタスの従業員約千人が仕事を失うことになりそうで、オーストラリアでは新会社よりもカンタスの解雇に関する話題の方が大きい。
労働組合は、ストライキを含めた対応策を検討中。
この千人は序の口で、結局3万5千人の操縦室・キャビン従業員の解雇に及ぶ可能性も。。。

このカンタスの大きな決断の背景には、度重なる飛行中の重大事故や新規導入したA380エンジントラブル等々、あまり芳しくないカンタスの業績。
オーストラリアのフラグシップのハズなのに、最近ではオーストラリアからアジア・ヨーロッパへ向かう乗客の内たった14%がカンタスを使っている状態で、全く採算の取れない路線になり、このままではシドニーからロンドンまでのカンガルー・ルートが無くなる日が来るのも近いかも?!

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2011/08/17

シドニーの住みにくさ

日本のサラリーマンが定年退職したら、退職金を持ってオーストラリアに行き、豪邸を買って優雅な老後を・・・なんて言うのは、昔々その昔の話。。。
今となっては、日本の退職金で買えるような家は無く・・・1億円クラスは当たり前。。。


そんな、高騰してしまった豪ドルと物価を反映して、世界で7番目に物価の高い都市になってしまった。
今まで世界一高いと言われていた東京やニューヨークは6位と14位・・・これも、今の為替レートを反映しての事だと思うけど。。。
最近、オーストラリアに移転された皆さん・・・想像以上にオーストラリアの物価が高いと感じてませんか?! それは正しい感覚です!!
オーストラリアで安いのは、牛肉と乳製品くらい!?

チューリッヒとジュネーブの2大都市が2位3位になってしまったスイス・・・やっぱり、何でもとんでもなく高いし、観光する所で住む所ではないのは正しかった!! 

この調査は、年収と一般的な122品目の「買物かご内の製品」と「サービス」から計算したそうで。。。
詳しい計算方法は書いてないけれど、きっと一般的な米ドルに換算して比較したに違いない。。。

オーストラリアの皆さん・・・一般的な予測では、ここ数年の4%前後のインフレも、来年にはもう少し落着くという事なので、もう少し我慢して耐えましょう。
今のバブルが弾けてしまうと、また別の経済的な影響も出て来るだろうし、弾けずに収束してくれるのを願うばかり。。。

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