西日本の機窓から

関西空港で見かけた機体・・・以前からＡＮＡの「空飛ぶ鯨」や「ポケモン」ＪＡＬの「ディズニー」等のキャラクター塗装の機体があったが、今や中国路線を多数展開するＡＮＡの日中友好「パンダ塗装」まで。
ちょっと、おちゃらけ過ぎでは？



北に向かって離陸後・・・数分で大阪湾を周回。
いつ飛んでもスモッグでハッキリ街が見えない。



西に向かって旋回すると、ポーアイ（ポートアイランド）沖の神戸空港沖を通過。
そして、六甲山を背後に神戸市中心部の全景。
　


阪神間唯一の海水浴場・・・須磨海岸。



明石海峡の明石大橋上空を通過中・・・高級住宅街の真ん中に位置する「神戸市営舞子ゴルフ場」と明石大橋へのインターチェンジ。
数十年前から住宅地にすると言いながらゴルフ場は残ったまま。
伊丹空港と似たような状況。
　


西明石から加古川河口。



小豆島の東沖の瀬戸内海には既に赤潮の兆候が。
縮小した写真では見難いかもしれないけど、実際は８０００ｍ近い上空からでもハッキリ認識できる青い水面の赤い帯
　
　


四国に入って、吉野川上流域・・・阿波池田周辺。



渇水の名所！？　早明浦ダム
梅雨を前に、既に満水に近いように見える・・・今年の夏は断水にならないように。。。



九州に移って日南海岸



志布志湾と野生の御岬馬が生息する都井岬
　


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話題の沖縄の地

今日（４月２５日）も点々とした雲に覆われた沖縄本島。
普天間基地移設に関して、史上最大の県民大会が開かれた日。

１万メートルを越える高度からは、１万５千人規模の集会参加者や車の渋滞を肉眼で確認することはできなかったけど、不思議な事に各重要ヶ所は雲の切れ間からハッキリ見ることができた。


沖縄本島北端が見え始めても、島の大部分は雲に覆われて見る事ができない。



これが噂のキャンプ・シュワブのある辺野古岬。いわゆる普天間基地移設「現行案」の移設先。
　
拡大して見るとこんな感じで、ここを埋め立てるには抵抗を感じるなぁ～。
ここを埋め立ててＶ字型に滑走路を作るの？！



沖縄本島中央部。
写真の上中央部分が夕日で有名な残波岬・・・学生時代に初めて沖縄を訪れて、わざわざ夕日を見に行った想い出が。。。
普天間ではなく、沖縄最大の嘉手納基地は左上の雲の下に隠れて見えなかった。



辺野古の代替案として名前の上がったホワイト・ビーチ沖の埋め立て。
右側の拡大写真を見ても分かるように、沖縄県の島々に埋め立てに向いている海岸は存在しない！
　


沖縄本島南西部分・・・写真上部中央には自衛隊と民間の共用の那覇空港の滑走路が細々と敷かれているのが見える。



沖縄本島最南端・・・南部戦跡巡りがあるように、糸満市のひめゆりの塔や平和祈念公園はこの辺り。


宇宙から見た地球全体が美しいのと同様に、航空機から見た海岸線が美しいのも同様。
地上に住む人間だけが全体像を見ることができずに目先の自然破壊を繰り返してしまっているのでは？！

自然だけでなく、政治的に決着するのが難しい普天間基地移設問題・・・どっちへ転んでくれてもいいけど、大規模な自然破壊だけは避けて欲しい。

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関空どうしたの？

伊丹空港との経営統合・持ち株会社の話が持ち上がっている関西空港。
今朝の関空は、閑古鳥の鳴くいつもの風景とは違って大混雑！
手荷物検査場の列が、北も南も溢れ出してちょうど中央部分で繋がってしまいそうなくらい。
常にこれだけの旅客が居たら赤字に陥る事は無いだろうに。。。

日本は既にゴールデンウィークに入ってしまったのかな！？
でも、半分は日本人以外の中国・韓国のパスポートを持った団体だったな。。。

４日前には片隅に駐機させられていたＦｉｎＡｉｒも今朝は離陸して行ったし
ヨーロッパ便もＧＷ前に通常に戻って、メデタシメデタシ！！


ここで、この関空の使用についての提案。
基本的に、南側をＪＡＬ・北側をＡＮＡが使用し、両社の所属するＯｎｅＷｏｒｌｄとＳｔａｒＡｌｌｉａｎｃｅに所属する各社の便もほぼグループ別に南北に分けられている。
このほぼと言うのは、成田のように完全にきれいにグループ別に分けられているのではなく例外が存在する。

その例外の一つがシンガポール航空・・・スターアライアンスの一員なのに南側。
理由は（多分）、日本に就航した時から地上業務をＪＡＬに委託し、関空ができた時にはスターアライアンスに加盟して無かったから。
ＪＡＬにしてみれば、１円でも多くの収入が必要な状況下で、安定した収入源を手放す理由は全く無いし。

それで迷惑を被っているのは乗客。
ゲート前に有ったシンガポール航空のラウンジは、一日１便になってしまった事で昨年廃止。
費用面から見れば、これも全く道理にかなったこと。
今は、グループのＡＮＡ・タイ・ユナイテッドのラウンジを使ってください。
でもこれが全部空港北側に存在する。

空港の南端でチェックインした後は、北出発に移動し、北中間駅行きの電車に乗り、中間駅から１００ｍくらい戻った所のＡＮＡのラウンジが一番近い・・・でも、所要１５分くらい。
いざ搭乗に際しては、この逆の行程で本館まで行き、本館の南端まで歩き、南中間駅行きの電車に乗り、南中間駅から歩いてゲートに向かう。

シンガポール航空と全く逆の状況が、キャセイ・パシフィック航空。
ＪＡＬと同じくワン・ワールドのメンバーでありながら、スター・アライアンスの機体に囲まれた北側を使っている。
但し、便数も多いし自社のラウンジを北側に構えている。

長々と語ったあとの提案とは・・・シンガポールとキャセイのゲートを入れ替えてもらえませんか？？
地上業務は今のままでいいから。。。

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SQで関西へ

２０１０年４月２１日
台湾・高雄の東の太平洋上約１１，８００ｍ上空・・・雲海からの日の出。





普天間基地問題で揺れる沖縄本島は、鳩山首相の現状を象徴するように厚い雲に覆われて。。。
海面に反射する朝日も「紆余曲折」を表現していた。





関空に向けて降下中。
高知県牟岐町上空と大阪府南端のみさき公園。
　


さて、この春、Ｂ７７２からＡ３３３に機材変更されたシンガポール航空の関西線。
エコノミークラスのシートは、２-４-２配列でＡ３８０やＢ７７３ＥＲと同一デザイン。
唯一の違いは、テレビの横の個人用機器の接続端子・・・黄色の映像端子だけでなく、赤・白のステレオ音声端子もつけられた。
新たにｉＰｏｄ用に９ピン端子が付けられ、代わりにＲＪ４５のネットワークポートが無くなった。


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飛べない飛行機

先週末に突然起こったアイスランドの火山灰事件・・・５日経っても飛行禁止空域は広がるばかりで、今や着陸できるのは東端のトルコか西端のスペイン。
火曜の晩からロンドンやパリの飛行を再開する予定にしていたのに、また新たな灰が噴き上がったらしいし。。。

通常なら、この午後の時間に飛び立って行くはずのBAやヨーロッパ勢の機体が、今日もシドニー空港の片隅で帰国できる日を待っている。
と言うことは、クルーはシドニーで１週間の予期せぬ休暇？！
もちろん、入っていた帰国してからの予定は、乗客同様に全てお流れだろうけど。。。

各航空会社は予約変更の混乱を避けるために、ヨーロッパへの飛行計画をインターネットや予約センターでは通知せずに、チケットを持った旅客に航空会社側から旅客に連絡を取るかたちを取っているらしい。

ちなみに、カンタスは東南アジアの乗り継ぎ地での混乱を避ける為に、ヨーロッパが最終目的地の旅客のオーストラリアからの出発を許さず、東南アジアで足止めされている旅客は無料でオーストラリアへのフライトを手配してくれるらしい。

この大量のフライトのキャンセルに絡むもう一つの話題は旅行保険。
この火山灰によるヨーロッパ空域・空港の閉鎖を航空機の遅れと取るのか、予知できない自然災害と取るのか。
保険会社側は「自然災害」「神の仕業」と言ってるようだけど、さて保険金は支払われるのか？！

この夕方の一番混む時間帯に、シドニーT1のカンタス側のゲートには、機体が１機も無い。
シンガポール航空のチェックイン・カウンターは、いつもなら長蛇の列なのに客が居なくて暇を持て余した係り員たち。
乗客が居なければ、当然出国管理のカウンターも職員同士の世間話の花盛り。
ヨーロッパの端の火山の噴火が、２万キロ離れた地の果てシドニーの空港に影響を与えるなんて・・・何て地球は小さいんだ！？

５月１日にスイスに飛ぶ予定になっているのに、それまでに落ち着いてくれるんだろうか？！

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やっぱりデカイ

今朝の通勤途上で、Ｔｏｐ Ｒｙｄｅに差しかかった時に、前方に大きな飛行物体が。



やっぱり、今月から機材変更でＡ３８０になったＳＱ２２０だった。
２月２１日には乗ってたのに・・・でも当時はＢ７７２ＥＲ。



まだ離陸して５分足らず・・・燃料ほぼ満載で急激な上昇もできずにパラマッタ川沿いに飛ぶ大きな機体は住宅街の上ではホントに大きく見える。

思わず写真を撮ってしまった。。。

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