2010/07/29

ホントに得なのかプレミアムパス

今週月曜日に発売が開始された期間・枚数限定のANA「プレミアムパス300」・・・発売期間は2010年7月26日から9月30日まで、使用期間は2010年10月1日から2011年9月30日まで。
「300」と言うくらいだから、お値段なんと300万円ポッキリで300枚まで!

このパスで何ができるかと言えば、1年の使用期間内にANAの国内線全路線300回まで乗り放題・・・普通席だけでなくプレミアムクラスの搭乗可。

ANA曰く、東京-大阪を110回飛べは300万円の元が取れると・・・110回と言うことは55往復。
1年間盆暮れ正月を含めて52週間しか無いから、休暇も取らずに毎週欠かさず1往復以上。
単身赴任者でも、余程の自宅好きでないと、こんなに飛ばないんでは?!

それに、このANAの計算は300万円をプレミアムクラスの定価で割っただけで、現実的には3日前まで買える2万円前後の「特割」料金で買っているんでは?!
となると、150回で元が取れて、それから先の150回はタダで飛べる事になる・・・計算上は。。。

そもそも、ANAも年間300回飛ぶ人間がそれほど存在するとは思っていないはず。
1年間に52週しかなく、盆暮れ正月GWと休みを差し引けば多くても48週。
300を48で割ると答えは6.25・・・この数字は何かというと、毎週3往復以上飛ばなければいけない。
1年間毎週欠かさず月・水・金に1往復しても足りない・・・だから年間300回は、趣味で1日10本飛んで日本一周なんて事をしないと繰り返さないとムリ!!

料金的に得になるのは、東京-沖縄や福岡-札幌のような、国内長距離路線をほぼ毎週1往復するくらいかな。
反面、無条件で20万マイルをくれるし、搭乗毎に400+マイルをくれるらしいから、最低でも年間30万マイルくらいは貯まるかな?!

いずれにせよ、現実的にどれだけ飛べるか良く考えてからでないと危険な出費になってしまうかも。
ANAに1年分先取りでキャッシュが手に入るメリットはあるけど、大損するような物は売り出さないだろうし。。。

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2010/07/25

スイスの観光列車

1992年のバルセロナ・オリンピックの男子マラソンの給水所で転倒して靴が脱げてしまい、8位でゴールした後のインタビューで「こけちゃいました」と答えたのは谷口浩美選手。


そんな生やさしい話ではない一昨日のスイスの観光列車横転事故。
たった時速30~40キロの低速で走っている列車が横転しただけで大事故になってしまい、亡くなられた方のご冥福と負傷された方々の早期の回復をお祈りします。


来月も今年3度目のスイス行きが決まっているスイス・リピーターとしてスイスの観光列車ルートの紹介を。
今回の事故が起きた「氷河特急」以外にも、スイスには8つの観光ルートが設定されていて、それぞれに工夫を凝らした車両が導入され、パノラマカーと呼ばれるガラス張りの屋根を持つファーストクラスは、日本人ツアー用にあるようなもので常に日本人客の予約が。。。


①今回の事故が起きた「Glacier Express」
http://www.glacierexpress.ch



②今年100周年を迎えた「Bernina Express」
http://www.BerninaExpress.ch


③唯一乗ったことのある「GoldenPass Line」
http://www.GoldenPass.ch


④船と列車のコンビネーションの「Wilhelm Tell Express」
http://www.wilhelmtellexpress.ch


⑤いわゆる郵便バスの旅「Palm Express」
http://www.postbus.ch


⑥「San Bernadino Route Express」

⑦国境を越えフランスのシャモニーへ「Mt.Blanc/St.Bernard Express」
http://www.tmrsa.ch/


⑧「Pre-Alpine Express」
http://www.voralpen-express.ch


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2010/07/21

成田に落とし穴

いくら暑いからって、落とし穴になってしまうような轍(わだち)が滑走路にできてしまうなんて。。。

19日月曜日の午後にデルタのB763が、離陸待機の後で滑走できなくなってしまい、結局牽引されて駐機場に戻るまで45分間のA滑走路閉鎖。
先月の関空の滑走路閉鎖は、2本の4000m滑走路のおかげで離着陸に全く影響をきたさなかったけど、この日本の表玄関の成田の2本目は長距離便には役立たずの代物。

それにしても、24時間開いてる訳じゃないんだから、毎日十分に設備状況調査をする時間があるはずなのに。
何とも情けない状況・・・そんな落とし穴を作ってしまうのも情けないし、すぐに滑走路を閉鎖して補修ができず、後続便には轍を避けて離陸させていたという情けなさ。
注意喚起していても、何かの状況で着陸便がその轍を踏まざるをえなくて大事故につながるかも知れないのに。


かと思えば、昨日はANAのロンドン発のB773が緊急着陸。
これまた、非常に奇妙な緊急着陸・・・ロシア上空で左翼の第1エンジンの燃料消費が多いので燃料漏れかも知れないという事でエンジンをシャットダウン。
と大きく報道されてしまったが、エンジンを切ったのは着陸前の20分間だけだったようで、異常に気付いてからの6時間以上は通常通りの飛行をしていた。
こういう時に怖いエンジン2基のB777・・・とある機長が大陸間は4基の機体で飛びたいと言っていたのを思い出す。
1基に異常があって止めたら、残るは1基だけで最悪の事態が起きる前に着陸できる場所を探さないといけない。その点、4基あれば1基止めてもまだ75%の3基が残っている。

結局は、機体から少量の燃料漏れが見つかったらしいけど、着陸寸前に最悪の事態を想定してエンジンを切っただけで、石川遼が乗ってなかったらニュースにならなかったんでは?!

性能向上と共に、中型の双発機が長距離を飛ぶようになり、今やA380、A340、B747以外はほとんどが双発。
燃料効率と維持費に優れているのは確かでも、10時間を越えるフライトでは、機長だけでなく客としても4発の機体に乗せてもらいたいなぁ~。
途中で緊急着陸はイヤだし!

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2010/07/11

カンタスの特別運賃

9月末までのカンタスのオーストラリア便が安い!

Web上では、
http://www.qantas.com.au/travel/airlines/international-flight-specials/global/en?departureAirportCode=NRT
東京-シドニー往復6万4千円と出ているけど、何と大阪から成田経由でも同価格。
http://www.qantas.com.au/travel/airlines/international-flight-specials/global/en?departureAirportCode=KIX
JALと違って往復夜行になるので帰りは羽田移動になってしまうが、税金等々を全て含めても10万円を切る9万6千円以下。


9月後半の日本の祝日週間は片道3万2千円ではなく5万円近くになってしまうが、8月末から9月上旬はまだ空席もあるし、時間があれば久しぶりにお得な運賃なのでは?

当てにならないサービスと手荷物だけのジェットスターで片道2万8千円よりも断然お得な運賃で、大韓航空が往復4万5千円+で出していたのに次ぐフル・サービスでの低価格では?!

国内線で伊丹-羽田を1時間飛んだだけでも1万2千円取られるのに、その後に9時間半飛んで機内食を出しても2万円・・・本当に国際線の料金体系は不可解。

JLとQFで同じ日に同じルートを飛んでも税金等々の諸費用に違いが。。。
JLは32,370円、QFは31,720円・・・これは計算に使った為替レートの違いだけなのか?!

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2010/07/09

何とか手に入れた特典航空券

マイレージという単語が日本語に定着して久しい。
最近は多くの日本の人がJAL・ANA以外の海外航空会社のプログラムに参加するのも多いと思う・・・各社プログラムの条件が違うので各人の目的に合わせて。
スターアライアンス・ワンワールド・スカイチームのそれぞれに1社ずつお気に入りを持っていれば、世界中どこに飛んでもマイレージの積算はできるはず。


今回の話は、スターアライアンスに所属するANAについて。
2008年までは、スターアライアンス各社で年間10万マイル飛べば最上級の「ダイアモンド」の資格を得られてポイントが失効しなかったのに、2008年からのプログラム変更で、「ダイヤモンド」の資格取得の条件に半分の5万マイルはANA便利用という条件が加わった。
ただでさえ国際線の少ないANA・・・もちろんオーストラリアには飛んでないし、日本に帰る際の関空からは中国しか飛んでないので使いようが無い!
と言うことで、2008年からはスターアライアンスのマイル積算はANAから失効しないルフトハンザに変更。


しかし、老後の楽しみに溜め込んだANAのマイルは70万マイルにも達し、それが「ダイヤモンド」失って3年後の2012年3月に全て失効する。
ただでさえ予約の入り難いマイレージ席なのに、これから1年半の間に使い切る大努力をしなければ。。。
70万マイルあれば、ざっと計算してファーストクラスで世界2周、ビジネスクラスで世界3周くらいできる量。


世界一周にしない限りストップオーバーは4ヶ所に限られるし、スターアライアンスのシドニー発も行き先が限られるし・・・とりあえず、ソウル・シンガポール・バンコク・ニュージーランド・バンクーバー・アメリカ西海岸のどこかに飛ぶしかない。
世界一周では最低10日間で太平洋と大西洋を渡らないといけないし。
周遊にすると取り難い区間のフライトの日と便に左右されるし。。。
とにかく、今回習った事は、アメリカ国内線やヨーロッパ域内のフライトは、11ヶ月先でもほとんど空いてない。


今回取得できたのは、10ヶ月先の来年5月。
シドニー-サンフランシスコ-フェニックス-ホノルル-東京-大阪-ソウル-シドニーという20日間の環太平洋周遊。
とりあえず1ヶ月分の全ての区間の空き状況を調べてから出発日を決めて・・・これは数日かかる大変な労力。
ビジネスクラスとアメリカ国内ファーストクラスで飛んでも、1人たった2万4千円と12万5千マイル・・・自力で空きを調べ上げた甲斐があって。
この値段を考えるを、シンガポール航空の日本往復で運賃以外に徴収される4万円弱がどれだけ高いか再認識できる。


今後も、失効するマイルを使い切るには、これから1年半の間に、まだまだ似たような予約を何本も入れなくては。。。
マイルの無くなるのが早いか・・・休暇が無くなるのが早いか!?

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